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11月11日はカナダの英霊記念日“Remembarance Day”でした [トロント生活]

 

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※metro news:toronto(2010.Nov.11)より転載

 11月11日(木)はカナダの英霊記念日“Remenberance Day”で、第一・第二次世界大戦の戦没者を記念する法定定休日で、ダウンタウンの地下街は政府関係、銀行関係、郵便局が休みで、いつもより行き交う人の賑やかさがありませんでした。しかし、新聞やテレビによると、地上のトロント市庁舎や州会議場など政府関係の各地では大々的に“Rememberance Day”のイベントが行われたようです。

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※metro news:toronto(2010/Nov/12)より転載

それに先立って、各駅や街頭などで赤いポピーの花を模ったバッチが売られていたので、赤い羽根募金ぐらいの認識で、金額は任意らしかったのですが1ドル払って買い、襟元にピンで付けてもらいました。でも、第二次世界大戦の時は、カナダは米・英・仏等の連合軍側であり、日本はドイツ・イタリアと共に敵対する同盟側だったので、複雑な感じがしました。カナダでも第二次世界大戦中は、日系人の強制収容、強制労働などの歴史もあったようです。

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 しかし、第二次世界大戦から65年経った今、マルチカルチャーと化したトロントは、当時の敵対するドイツ、イタリアの人々はじめ、9.11で敵対して以来、今まさに戦争をしているイスラム世界の国々の人たちも、長い間冷戦関係にあった中国、ロシアなど世界中の人たちも、何事もないように普通に暮らしているので、日本人だからといって、特に卑屈になることもないだろうと思っています。

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オペラ・ソプラノ歌手 ロードリー柳田孝子さんとの出会い [トロント生活]

 今秋の月曜日、トロント・ミッドタウンのYoung street沿いのRosedale駅近くのパブ・レストラン“The Rebel House”にて、トロント在住の友人Sさんのアレンジで、トロントを拠点に活動されているオペラ・ソプラノ歌手のロードリー柳田孝子さんとランチを共にする機会に恵まれました。

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 ロードリー柳田孝子さんは、私と同県人で長崎県佐世保市出身だそうです。ロードリー柳田孝子さんのプローフィールは下記の通りです。

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TAKAKO YANAGIDA LORDLY
www.takako.ca

柳田孝子(ソプラノ)
国立音楽大学声楽科卒業 同大学院オペラ科修了。
文化庁オペラ研修所第5期生修了。
正岡志保子、清水明子、伯田好史、田島好一の各氏に師事。
大学院在籍中に、関西日伊コンコルソ金賞を受賞。

 国立音楽大学60周年記念オペラ「秘密の結婚」(ミハエル・ハンペ教授演出)のエリザベッタに出演。二期会公演「ワルキュ-レ」(若杉弘指揮)ゲルヒルデでデビュ-し注目される。数多くの交響楽団と共演しソプラノソロを務めた。文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィ-ンに留学し、ドイツ歌曲及びオペラアリアを中心に宮廷歌手アントン・デルモーター氏のもとで研鑽を積む。帰国後、二期会公演「タンホイザー」のヴェ-ヌスで出演し、その後トロントに移住。著名なるカナダ人声楽指導者、デリック バンプトン氏、ニコラス ゴールドシュミット氏に師事。
 カナダに於いては、数多くの演奏会に出演し、特にカナダ人作曲家R・マリ-・シェイファ-氏の現代作品「ヘルメス・トリスメジストス」のル-ナ役に作曲家自身より抜擢され、見事に演じた。トロント グローブアンドメイル紙は『全く魔法のようであった。』と絶賛していた。又、トロントのグレングールドスタジオでのリサイタルは、記憶に新しい。
 日本では、NASA制作のオペラ「フィガロの結婚」でケルビーノを歌い、読売新聞に『理想的なケルビーノ』と賞賛された。「素戔鳴」「こうもり」「ルル」などのオペラ、神戸市小磯記念美術館での「TAKAKO in KOBE」のリサイタルなど多くのキャリアを積んできた。
 国際ソロプチミスト佐世保主催の「トーク&ソプラノ」コンサートで作曲家、團伊玖磨氏と共演、又、読売新聞社主催の大阪ザ・フェニックスホールでのリサイタルは忘れられないコンサートとなった。トロントグレングールドスタジオでのリサイタル記念ライブCDがカナダで制作された。二期会創立50周年記念公演、若杉弘指揮、オペレッタ「こうもり」にも出演、東京文化会館でオルロフスキーを演じ存在感をみせた。 
 故團伊玖磨氏が作曲予定だった「九十九島 三つの歌」の作曲を無事に完成させ、西海国立公園指定50周年記念リサイタルにおいて「九十九島 三つの歌」を初演し、素晴らしい歌唱を披露した。2007年、日本歌曲CD「さくら」がカナダトロントで制作された。                                             
二期会会員

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 この日、プロフィールの中にもありますが、2007年にトロントで制作された、日本歌曲のCD「さくら」を、幸運にもロードリー柳田孝子さんからプレゼントしていただきました。その曲名は下記の15曲が収録されています。

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sakura2.jpg

1.Hana / The Flower(Taki)

2.Aki no Tsuki / The Autumn Moon(Taki,Arr,Yamada)

3.Kojo no Tsuki / The Moon over the Ruined Castle(Taki)

4.Soshunfu / Early Spring Song(Nakata)

5.Sunayama / Sand Dune(Yamada)

6.Kane ga Narimasu / The Ringing Bell(Yamada)

7.Machiboke / Kept Waiting in Vain(Yamada)

8.Kono Michi / This Old Path(Yamada)

9.Aka Tombo / Red Dragonflies(Yamada)

10.Hamabe no Uta / Song of the Seashore(Narita)

11.Narayama(Hirai)

12.Chin Chin Chidori / A Plover(Konoe)

13.Yashi no mi / A Coconut(Onaka)

14.Sakura Sakura / Cherry Blossoms(Anonymous)

15.Kujyukushima Mittsu no Uta(Yanagida,Arr,Zeng)

*Takako Yanagida Lordly --- soprano

*Megumi Okamoto --- piano

*Chiharu Zang --- piano on Kujyukushima Mittsu no Uta

 1~14曲は、皆さんおなじみの日本の代表的な歌曲ですが、15曲目の「九十九島 三つの歌」は故團伊玖磨氏の意思を継いで、ロードリー柳田孝子さん自らが作曲された歌曲です。ですから、この「九十九島 三つの歌」は是非とも聴いていただきたい価値ある1曲だと思いました。私はこのCD「さくら」のなかでは、「九十九島 三つの歌」のほかに、「この道」、「赤とんぼ」、「浜辺の歌」がお気に入りです。

 この日本の歌曲を集めたCD「さくら」は、CDショップでも買うことはもちろん可能ですが、そのなかの「九十九島 三つの歌」以外を聴いてみたいと思われる方は、Appleのホームページにある“iTunes”から、好きな曲だけを1曲単位で、ダウンロードして購入することができますよ。もちろん全曲を購入することだって可能です。残念ながら「九十九島 三つの歌」につきましては、“iTunes”で購入することはできず、CDでしか聴くことができません。

 なお、“iTunes”は下記のAppleのホームページのURLをクリックしてから、ダウンロードできます。

http://www.apple.com/jp/itunes/

 “iTunes”は音楽をダウンロードして購入することの他に、あらゆるジャンルのラジオ放送を無料で聴くこともできますし、iPhoneやiPod touchなどとのインターフェースによって、音楽・ビデオ・写真などを取り込んで楽しむことができる素晴らしいアイテムですから、是非体験されることをお勧めいたします。


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