映画「オールウェイズ“Always”」NHK-BS2 の字幕より、心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]
1989年、スティーブン・スピルバーグ監督による、この映画「オールウェイズ“Always”」は、オードリー・ヘップバーンの最後の出演によるものです。
オードリー・ヘップバーンは1993年に亡くなりましたが、晩年の姿が美しく輝いている映画で、私が一番好きなオードリー・ヘップバーンの素顔です。この映画の中で、彼女はヘップという天使の役で出演していますが、台詞がまるで彼女自身の言葉のような自然な感じがします。またオードリー・ヘップバーンの英語の発音がとても美しく聴き取りやすいですね。
この映画のダンスシーンとエンディングで使われている、ザ・プラターズの「煙が目にしみる“Smoke get in your eyes”」は、この映画の中にぴったり溶け込んでいます。
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※森林火災の消火中に炎に巻き込まれて機体が爆発、事故死したピートは天国で天使のハップに出会う。時間と空間が揺れ動く中で、かってピートが訓練飛行していた光景を麦畑の中で眺めながら
ピート:おれは緊張していた だけど離陸したら ベテラン気分になったんだ
自身に満ちていた
天才ピアノ弾きみたいに
旋回して・・・
風に乗って 木の葉のように着陸した
ハップ:でも それは 1人でやったことじゃない
ピート:おれ1人だった
ハップ:いたのよ
ピート:機に?
ハップ:あなたのような人がね 彼も先輩に教わって
エンジン付きの凧で 学んだ時代の人かも
あなたもその人の名前は 知ってたはずよ
ピート:そう 誰かな
ハップ:飛行士もピアノ弾きも 誰もが頼る人よ
みんなが求める
そして本当に必要なとき 息が吹き込まれるの
“スピリクス”よ 神の息 インスピレーション
ピート:なるほどね
ハップ:今度はお返し あなたの番よ
ピート:どこかの飛行士に・・・ インスピレーションを与える
ハップ:教えるだけじゃない それ以上よ
ピート:だけど どうやるんだ
ハップ:あなたの声は 自分の考えのように聞こえる
驚き?
ピート:確かに
ハップ:でも覚えておいてね あなたの人生は終わったの
自分のために 何かするのは 魂の無駄使いよ
(地上の元恋人に会ったことで、苦しい胸の内をハップにぶつける)
生きてて良かった 今度は助ける番だ
そう思ってもらうためになの
気持ちの整理をつけるためにでもある
さよならを言うの
別れを告げるまで 2人とも開放されない
ピート:まだ無理だ
ハップ:いい人だから あちらへ送り返したのよ
でも自由を得るためには 自由を与えなきゃ
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