再び出合った、懐かしいワーズワースの詩「虹“A Rainbow”」 [ポエム]
このW・ワーズワースの詩「虹“A Rainbow”」は、あることがきっかけで、見つけた懐かしい詩です。高校時代の英語の教科書に載っていて、授業で習ったことを思い出しました。
特に“子どもは大人の父である”は、大人になって久しい今、あの頃と立場が代わり、ひしひしと実感となって湧いてくるフレーズです。今、私たちは虹を眺めて、子供の頃のように、心が弾んでいるでしょうか?私は虹をじっと眺めることさえ、いつの間にか忘れていたような気がします。
私はこのW・ワーズワースの詩「虹“A Rainbow”」に久しぶりに出会って、こんなことを考えさせられました。この次に虹を眺める機会があれば、心を弾ませながら眺めていたいと思いました。また、この虹を誰と一緒に眺めるかによって、感動の度合いも違ったものになることと思います。
虹“A Rainbow”
空に虹を眺めるとき
わたしの心は弾む。
生まれた頃はそうであった、
大人となった今もそうである、
年をとってもそうだろう、
さもなければわれに死を!
子どもは大人の父である。
私の人生の日々が
自然への敬愛により結ばれますよう。
A Rainbow
My heart leaps up when I behold
A rainbow in the sky:
So was it when my life began,
So is it now I am a man,
So be it when I shall grow old,
Or let me die!
The child is father of the Man:
And I could wish my days to be
Bound each to each by natural piety.