過ぎ行く秋、川面に浮かぶ落ち葉(その1) [TORONTO LIFE]
今日から11月、今年も2ヶ月を残すのみ、トロントは昨日初雪が降りました。秋の紅葉の彩りは次第に薄れ、気が付けば落葉が地面をうずめつくし、枯れ木のような木々の枝が目立ってきました。
今日は朝から久しぶりに青空で、窓に差し込む日差しはとてもまぶしく暑く感じました。しかし、外気温は5℃と冬の低さであることを、TVのウェザー・ネットワーク・ニュースは伝えていました。午後からいつものDiscovery Walksを歩くことにしました。さすがにこの時期になると木々の影が、午後の早い時間でも太陽の傾きを感じさせます。
渓谷の小さな川(Stream)に沿って歩くと、ある落葉は川面に浮かび、ある落葉は川の淵に吹き溜まっていました。ここの川の水は透明ではなく、青みのある色をしています。その水の色と落ち葉のコントラストが、微妙な角度で陽光がそこに射しこみ、絵画の世界を感じさせるものがありました。
特に上から2番めの写真は、川面に映る青空と木々の影が波で揺れ、そこに幾つかの落ち葉が揺れながら浮いてている様は、まさしく油絵のような世界を感じさせられました。
木々はすっかり葉を落とし冬を迎える準備に入ってますね。
木立とそれを覆う落ち葉の写真は・・・・襖絵を連想しました。そして
青い(空の色)をバックに木々が微妙に揺らいで映り、落ち葉が浮かぶ写真は言われるように、まるで一枚の絵の様でもあり、万華鏡の中の様でもあり、不思議な感じがしました。
by momiji (2010-11-10 21:27)
momijiさんへ
コメントありがとうございます。
>木々はすっかり葉を落とし冬を迎える準備に入ってますね。
そうですね。木々にとって冬を迎えるということは、次の若葉の季節、新緑の季節を迎えるための重要な準備でもあるのです。
襖絵とか万華鏡の中の様・・・、僕はそのような連想は全く湧いてこなかったですが、言われてみると確かにそのようなイメージがピッタリですね。
でも、落ち葉のこのような彩りも一瞬のことで、今頃は完全に色褪せて枯れ葉と化し、大地の色に同化して吸収されてしまうわけですが、それも一点に留まることのない自然の摂理なのでしょうね。
by aoniyoshi (2010-11-11 21:28)