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天皇陛下の心温まるお言葉 さかなクン喜び会見、クニマス発見「すごく感動」のNewsより [Inspire of the Words]

 12月23日は天皇陛下の誕生日、その記者会見で、自らも魚類学者である陛下は、クニマスの再発見を喜びの気持ちの中で、さかなクン(イラストレーターで東京海洋大客員准教授)を称える心温まるお言葉に、胸が熱くなりました。
◆天皇陛下の記者会見での、クニマス再発見に関するお言葉
 この生物多様性年も終わりに近い頃、日本の淡水魚が1種増えました。それは、最近新聞などでも報じられたクニマスのことです。クニマスは田沢湖にだけ生息していましたが、昭和の10年代、田沢湖の水を発電に利用するとき、水量を多くするため、酸性の強い川の水を田沢湖に流入させたため、絶滅してしまいました。ところが、このクニマスの卵がそれ以前に山梨県の西湖に移植されており、そこで繁殖して、今日まで生き延びていたことが今年に入り確認されたのです。本当に奇跡の魚(うお)と言ってもよいように思います。クニマスについては、私には12歳の時の思い出があります。この年に、私は、大島正満博士の著書「少年科学物語」の中に、田沢湖のクニマスは酸性の水の流入により、やがて絶滅するであろうということが書かれてあるのを読みました。そして、そのことは私の心に深く残るものでした。それから65年、クニマス生存の朗報に接したわけです。このクニマス発見に大きく貢献され、近くクニマスについての論文を発表される京都大学中坊教授の業績に深く敬意を表するとともに、この度のクニマス発見に東京海洋大学客員准教授さかなクン始め多くの人々が関わり、協力したことをうれしく思います。クニマスの今後については、これまで西湖漁業協同組合が西湖を管理して、クニマスが今日まで守られてきたことを考えると、現在の状況のままクニマスを見守り続けていくことが望ましいように思われます。その一方、クニマスが今後絶滅することがないよう危険分散を図ることはぜひ必要です。(東京新聞WEB Newsより掲載)
さかな君.jpg
※クニマスのイラストを手に、発見の経緯を説明するさかなクン=24日午前、東京都港区の東京海洋大で *** 東京新聞夕刊(12/24)より ***
さかなクンの喜びの言葉
「たくさんの人の力と自然の条件に巡り合った。人知れず生きていたクニマスに、すごく感動した」

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