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キーン氏が日本国籍、喜びの会見 「非常にうれしい知らせ」~今朝の東京新聞の記事から~ [心に響く言葉]

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漢字をあてた名前「鬼怒鳴門」が書かれた紙を手にするドラルド・キーンさん
=8日、東京都北区区役所で(榎本哲也撮影)

 

海外における日本文学研究の第一人者で、日本永住を決めたドナルド・キーン米コロンビア大名誉教授(89)が8日午後、日本国籍取得が認められたことを受けて東京都北区役所で記者会見し、「ずっと待っていた知らせでした。非常にうれしい」と喜びを語った。

 同日朝、法務局から電話で国籍取得の連絡があったという。区職員が拍手で出迎える中、花束を受け取るとキーン氏は満面の笑みに。日本人になってやりたいことを問われると「今年90歳になる私にできることは、今までの仕事を続けること、今までできなかったテーマを書くことです」と話した。

記者会見で

「今までは日本のお客さんだった。(これからは)今の制度は良くないとか、どうしてこんなことをしないかとか、文句を言えるかもしれない」などと話し、日本人として積極的に発言していく考えを示した。

日本国籍取得の思いと、最近の日本及び日本人に対して

キーンさんが日本国籍を思い立ったのは、重病を患った二年前だったという。 「生きるとしたら何を一番したいか。日本にいたいと。(既に持っている)永住権では満足できませんでした。特に東北の地震、津波、原発があって、外国人は日本から逃げた。私は違う。日本にいたい。そう思いました」

節電に取り組んでいた日本が、今は不要な看板や明りがあふれていると感じるという。「ある意味、がっかりした。日本人は力を合わせて東北を助けていると思いましたが・・・。まだやるべきことはいっぱいあると思う」と話した。

※本文と写真は東京新聞 2012.3.9朝刊より記載しました。


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