半藤一利原作 映画「日本のいちばん長い日」を観ました。 [映画]
ほぼ満員の館内、たまたま私の席の右側に二つの空席があったので、一つずらして左右が空席の状態になり、ゆったり鑑賞することができました。
この映画についての感想を「知の巨人」立花隆さんは、文芸春秋9月号で次のように述べておられます。
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・・・現場の映画製作者たちのほぼ全員が、戦争を知らない世代であることを知り、大丈夫かいなと思いつつ見た。部分部分で努力の跡は認めるものの、全体としてはイマイチだった。役者にしても役所広司、山崎努、堤真一には努力賞が与えられるが、本木雅弘の昭和天皇と松坂桃季の青年将校は疑問続出だ。・・・
※文芸春秋9月号 あの夏の記録 立花 隆(評論家)より一部抜粋して掲載しました。
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とかなり厳しく評価されていますが、私の感想としては本木雅弘もかなりのはまり役ではと思いました。ただ、三船敏郎主演のオリジナル版が15日(土)NHK-BSプレミアムで放送されるのを観てから再度感想を述べたいと思います。
◆この映画からも言えることですが、“ものごとは始めることよりも、終わらせることのほうが遥かに難しい”ということです。
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