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映画“The Little Prince”「星の王子さま」DVD(パラマウント映画)の字幕より、心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]

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 サン=テグジュベリ「星の王子様」は、時代を超えて世界中の人に愛され続けている永遠の名作です。しかし、私はそのような名作であるにもかかわらず、ある理由で長い間遠ざけてきました。その理由とは、今思えば取るに足りない、ごく単純なものでした。それは落語家の五代目、三遊亭円楽がテレビに出始めた頃、星の王子様を自分自身のキャッチフレーズにしていたからです。しかし、五代目円楽は決して嫌いな落語家ではなく、「笑点」の司会や落語、トーク番組でも好感を抱いていたのにもかかわらずです。
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 その私が「星の王子様」に目覚めたのは、わずか4~5年前のことです。それはNHKのある番組から始まり、このDVDや本の購入と進み、2年前には「箱根 サン=テグジュペリ 星の王子さまミュージアム」に行って、長い時間を費やした記憶があります。
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 このブログの主題である心に響く言葉は、「星の王子様とキツネの会話」に集約されています。多分、他の人のブログなどでも同じことが言えるのではないかと思いますが、何回見ても飽きることがありません。ただ残念なのは、もっと若い時にこの本に出会っておくべきだったと思います。数年前に、30代になったばかりの青年が持っていた同じサン=テグジュベリの「人間の土地」という本について、彼から「これは星の王子様より内容の濃いものです」と言われた時には、正直なところショックで自分の無知を恥じた瞬間でした。
 
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・おとなは、だれしも、はじめは子どもだった。
(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)サン=テグジュペリ
*内藤 濯訳「星の王子様」より
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■星の王子様とキツネの会話
キツネ:君は人間だ 人間はキツネを殺す
王子さま:僕は違うよ
キツネ:人間は ウソもつく
王子さま:僕はつかない
キツネ:じゃ 君は人間じゃない

キツネ:友だちになれば…
いいかい
王子でも 君はただの子供
普通の男の子だ
僕もどこにでもいるキツネ
でも 友達になれば
ただのキツネじゃなくなる
君だって同じさ
互いに大切な人になるんだ

君と友達になれたら
すべてが変わる
麦畑もね
王子さま:麦畑?
キツネ:僕はパンが嫌いだから
麦も嫌いなんだ
麦は金色
君の髪の色だ
友達になれたら
金髪みたいな麦が好きになる

星の王子さまとキツネは友達になり楽しい日々を過ごした。やがて 別れの時が来て…

キツネ:悲しい
王子さま:そんなこと言わないで 友達になろうと言ったのは君だ
キツネ:そうだね
王子さま:君に悪いことしたかな
時間のムダだったね
キツネ:時間をムダ使いしてくれたから
楽しい時を過ごせたんだ
王子さま:何だか君が かわいそう
キツネ:それでいいんだ
相手を愛した証拠だ

王子さま:その言葉を聞いて
僕はすべてが分かったの
彼はもう
ただのキツネじゃない
かけがえのない
僕の友達なんだ
あのバラも僕の大切な花だ
彼女は僕のバラだ
放ってはおけない
星に帰らなきゃ

キツネ:プレゼントだよ 秘密のね
手紙を書いた
パイロット:どんな秘密だ
(手紙の中に)
ものを見る目は
心の中にある
大切なものは…
目に見えない

■星の王子様とパイロットの会話
王子さま:悲しまないで
僕の体が死んでも
僕は生きている
星は遠くて
体と一緒に帰るのは無理なんだ
分かるでしょ?
僕の体は
古い貝殻みたいになる
でも 悲しまないで
僕の星は小さい
ここからは見えないんだ
今から その星に帰る

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映画「ココ・シャネル」NHK-BS2 の字幕より、心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]

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 この映画は、タイトルだけを見たとき、自分とは全くといっていいほど、縁が無い映画だと思っていましたが、シャネルのイメージからは想像もつかないくらい、力強い男性的な女性、ココ・シャネルの心に響く言葉に圧倒されました。
 
 シャネル(化粧品)と私の唯一の接点は、20年前初めてカナダに出張した時、会社の先輩にみやげ物を買うために、トロントのショッピング・モールの中にあるデパートの化粧品売り場に連れて行かれました。先輩曰く「君の奥さんへのみやげは、おれが選んであげるよ。」と言われ、シャネルの香水No.5とエリザベス・アーデンの口紅を買わされた記憶があります。
 帰国後、妻にそれらを渡した時、喜ぶというよりは“きょとん”としていた顔の記憶があります。妻が果たしてそれを使ったか(使えたか)、或いは使わぬまま自然蒸発したかどうかは良く覚えていませんが…。

尚、この映画のココ・シャネル役は、シャーリー・マクレーンが演じています。

<心に響く言葉>
①恋人と別れて
・他人の所有物から 自分自身になったのよ

②姪との会話から
・香水の趣味が悪い女に 未来はない
・人は成功でなく 失敗してから強くなるの
・流れに逆らうことで 私は強くなった
・人と違ってこそ かけがえのない 人になれるの

③ビジネス・パートナー、マルク・ボウシエに向かって
・過去を繰り返すより 挑戦して失敗するほうがマシ
・実のあるものを残さないと香りも消えてしまう
・戦争と平和なら 人は戦争を選ぶ

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映画「マザー・テレサ」NHK-BS2 の字幕より、心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]

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 異色の経営コンサルタントのジェームス・スキナー氏は、著書「成功のための九つのステップ」のなかのSTEP1で、自分の夢をかなえるためには、「決断」することが最も重要であると強調し述べています。地位も金も名声も全くない人物が、たった一人で「決断」をしたことによって周囲を動かし、世界を動かすことに成功した例として、インド建国の父であるガンジーとアメリカの黒人差別からの開放につながったローザ・パークスなどとともに、このマザー・テレサを取り上げていいます。
※ガンジーについてはあまりにも有名で、説明の余地はありませんが、ローザ・パークスについても調べたら、興味がわいてくることと思います。http://www3.nhk.or.jp/kaigai/rosa_parks/
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※マハトマ・ガンジー
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※ローザ・パークス(後方の男性はキング牧師)
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※マザー・テレサ

 マザー・テレサはまさしく、地位も金も名声もない中で、自分ひとりで「決断」し、行動し、次第に周囲を巻き込んで、小さな波から大きな波となって、世界全体を動かすことに成功した典型的な例で、とても感動的な映画である。

 この映画では、マザー・テレサの全てのせりふが名言として取り上げても良いぐらいである。おそらくこの映画を見た人の多くは、そう思うに違いない。私はその中で、特に自分の心に響き、それを誰かに伝えたい言葉をこのブログに載せることにした。
 ここに取り上げた言葉も、映画の全編を観てこそ、生きてくると思われるので、ぜひ一度はレンタルDVDなどで観ていただきたいと思う次第である。

 尚、マザー・テレサ役の主演は、「ロミオとジュリエット」でジュリエットの役だった、あのオリビア・ハッセーである。

< 心に響く言葉 >

私たちの行いは 大海の一滴にすぎません
何もしなければ その一滴も 永遠に失われます

絶望のあるところに… 希望を届けよう
悲しみのあるところに 喜びを運ぶの

慰められるよりも 慰めることを
理解されることよりも 理解することを
愛されるよりも 愛するんだ

与えることは 与えられることだ
許すことによって 私たちは許され…


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映画「ALL THAT HEAVEN ALLOWS(天は全てを許し給う)」NHK-BS2 の字幕より、心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]

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 この映画は1955年封切りで、アメリカの往年のスターであるロック・ハドソンが助演しています。場所はニュー・イングランドと呼ばれているアメリカ東部のメーン州のストーニンガムに設定されています。この映画の始まりからそれと分かる、水車小屋もある紅葉の美しい田舎の風景が映し出されます。
 
 この映画のキーワードは「世間体」だと思います。ほとんどの人間は、世間体を気にして、自分の本当の気持ちを抑えながら生きていることと思います。しかし、自由主義で個人主義を重んじるアメリカでは、まずそういうことはないと思っていたのですが、世間体に支配されながら生きている、主人公(キャリー)の人間模様が描かれたこの映画のストーリーに驚きました。
 
 ずいぶん前に私が買った本で、文明社会をさけてニューイングランドの森での生活を記した、ヘンリー・D・ソローの“WALDEN<森の生活>”(岩波文庫)そのものの生き方をしているロン・カービン(ロック・ハドソン)と、この本をバイブルとして、彼の生き方に教えられながら危機から脱した夫婦がうまく描かれており、とても感動しました。ソロー「森の生活」に関するブログを見ると、日本でもソローの生活を実践している人もいらっしゃるようです。
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 <キャリーと娘との会話>
娘:古代の風習を私は認めないわ たしか(古代)エジプトよ

キャリー:風習って

娘:妻は生き埋めよ 埋葬品と一緒に 死んだ夫の墓へ  
  妻は夫の所有物だから 道連れってわけ そういう社会だった 今は違うけれど
キャリー:そうかしら (今の)エジプトは違うかも

娘:(その)意味は?

<社交クラブにでる母キャリーの赤いドレス姿を見て>
息子:たまげたよ

キャリー:久しぶりに着てみたの 似合う?

息子:すてきだよ でも胸もとが開きすぎ ハービー(生前の父の友達)が逃げ出す

娘:ギリシャ悲劇の世界

キャリー:なぜ?

娘:母親が男の興味を引くのを嫌がる “エディプス・コンプレックス”よ 息子は皆そう

<ロンの友人(ミックとアリーダ夫婦)を訪ねた時>
ヘンリー・D・ソロー著WALDEN(森の生活)の開かれたページの文章をキャリーは読んだ

“多くの人は 絶望を秘めて生きている”
“人はなぜ 成功を焦るのか”
“仲間と歩調の合わぬ者は 別の太鼓を聞いている”
“耳に響く太鼓の音に従うか それとも背くか”

キャリー:いい本ね

アリーダ:夫のバイブルよ ちょくちょく引用を

キャリー:ロンもあの本を

アリーダ:彼の生き方は あの本そのもの

キャリー:アリーダ、ロンがミックに教えたって何なの?

アリーダ:説明するのは難しいわ 近頃(1955年)は誰でも安定志向では
      ミックもかってはこう考えていた お金や地位があれば安心だと
      ところが無関心なロンに出会って ミックは当惑
      答えは簡単なのに すごく悩んで

キャリー:それで答えは?

アリーダ: “自分に正直に” ロンのように
        ロンは自分自身に安定感を だから揺るがない 重要でないことには無関心

キャリー:ロンは信念の人だと 前に言っていたわね
     人生で何が大事か知っていると やっと分かったわ

アリーダ:私たちも さんざん悩んで 答えを 時間がかかるわ

キャリー:私って弱虫ね 世間のうわさを恐れ 自分で決めなかった
      周りの意見に振り回された 友人、隣人、子供たち…でもいけなかったのは私自身
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<やはり子供たちの反対や世間体を気にして、ロンとの結婚を諦めたキャリー 頭痛のためホームドクターに>
ドクター:君はきわめて健康だ

キャリー:じゃ なぜ頭痛が? 痛みがひどくなっているわ

ドクター:お仕置きだ

キャリー:何の?

ドクター:人生から逃げた君に 体が抗議している

キャリー:薬をいただける?

ドクター:人生の処方箋を
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映画「ビューティフル・マインド」(NHK-BS2)の字幕より、心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]

 アメリカの数学者John F Nashのプリンストン大学院入学時代から、統合失調症(精神分裂症)で幻覚や妄想に悩まされながら、愛妻アリシアや学友達に助けられ、「ナッシュの均衡理論」などの業績により、1994年12月にノーベル経済学賞を受賞するまでの自伝的映画です。この映画の登場人物の一人ひとりが、時の経過と共に老いてゆく過程がとても自然的で、日本の大河ドラマのように、老いても若作りのままでないところに好感が持てました。
     
 また、プリンストン大学院入学時から年老いてゆくまで、学友たちとライバル関係にありながら強い友情で結ばれているところをうまく描いており、特に、最大のライバルであったハンセンとの友情のやりとりが素晴らしいと思います。それから、J.Nashがノーベル賞候補にあがったときに、他の大学教授たちが一人ひとり、彼の業績を称えて自分の万年筆を、J.Nashのテーブルの上に置いていく場面に、何とも言えない爽やかさを感じました。
 (※これと同じ場面を、かってJ.Nashが大学院入学した直後に目にしており、業績の重要さを担当教授から教えられたのである。)

 統合失調症については、臨床医学各論やリハビリテーション医学などで学んできましたが、この映画によって症状がどのようなものであるか、具体的、視覚的に良く分かり理解することができました。
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■知事の家のパーティーに招かれて、壁にかけてある絵を見ながら…
アリシア:“神は画家ね” “色の創造主よ”

■統合失調症のジョン・ナッシュは、アリシアとデートの会話で…
ジョン: “僕は人と話すのにも多大な努力を要する” “遠まわしな表現ができない” “単刀直入なんだ” “それが相手を不愉快に”
アリシア: “試してみて”
ジョン: “じゃ…、僕は君が好きだ” “君も僕と同じ気持ちのはず”
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■元ルームメートのチャールズ(ジョンの心の幻覚)との再会での会話
ジョン:“恋人ができた”
チャールズ:“生身の女か?” “二足歩行を?”
ジョン:“しかも僕に魅力を感じてくれている”
チャールズ:“本当?” “すごいじゃないか” “人の好みは分からない”
ジョン:“結婚すべきかな?”
チャールズ:“そうだな…”
ジョン:“仕事も うまくいってるし 貯金もできた” “でも不安で”
チャールズ:“この世の中に、確かなものは何もない”
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■誕生日を祝うのディナーの場で…
ジョン: “僕ら 長続きするかな” “確固たるデータが欲しい”
アリシア: “ちょっと待って” “私の乙女心と相談するから”
アリシア: “愛を保証する<確固たるデータ>ね” “いいわ”
アリシア:“宇宙の広さは?”
ジョン:“無限だ”
アリシア: “断定できる?” 
ジョン:“データがある”
アリシア:“でも その目で 見たわけじゃないわ”
ジョン:“そう信じている”
アリシア:“愛も同じよ”
アリシア: “つまり…” “私の結婚の意志を…” “確かめたいのね”

■図書館での学生との会話
ジョン: “誰が何と言おうと 数学は芸術だ”
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■生涯最大のライバルであったハンセン(プリンストン大学学長)との会話で、幻覚のことを聞かれ…
“夢も悪夢も 結局は同じことだろうか”
“育てれば生き続ける”

■1994年12月 ノーベル賞授賞式(ストックホルム)でのジョン・ナッシュ教授のスピーチ
“数を信じてきました”
“解を導く方程式や論理を” “生涯を数にささげて…”
“いまだに問い続けています <論理とは?>”
“誰が解を決める”
“私の探求は自然科学や哲学 そして…”
“幻覚にも迷い…”
“戻りました”
“そして行き着いたのです”
“人生最大の発見に”
“愛の方程式の中にこそ 本当の解があるのです”
“今の私があるのは…”
アリシアの方を見て
“君のお陰だ”
“妻こそが私のすべて”
“ありがとう”
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映画“ターミナル”(NHK BS2)日本語字幕より、心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]

 
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スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演で、NYのJFK空港のイミグレーションを取り巻くシリアスな人間模様をユーモラスに描いています。最後は涙の感動が待って”います。

  この映画のテーマは“待つ”がキーワードです。このDVDのサブタイトルも"Life is waiting"
となっています。
“人はいつも誰かを待っている”
“人はいつも何かを待っている”
というセリフがあります。
 この映画のストーリーから感じることですが、“待つ”ということは“誰か”または“何か”との“約束”であり、そして“出会い”があって“夢の実現”に通じるものがあるのではと私は思います。

 確かに自分も、今まで「誰かを待ち」「何かを待ち続ける」人生だったような気がします。“伴侶との偶然のめぐりあい”をはじめとして、それらを待っていたことが実現したこともあったし、そうはならなかったこともあります。 それは今でもそうだし、これからも多分「誰かを、何かを」待ち続ける人生が待っていることだと思います。

 この映画は、自分自身が潜在的に意識していることなのに、それに気付いていなかったことを、自分に気づかせてくれた映画です。
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映画“ミクロの決死圏”(NHK-BS2) 日本語字幕より心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]

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 この映画は、要人の脳腫瘍の治療のために、人の体内をミクロになって、潜水艇に乗って旅する物語です。
この映画のストーリー全体に解剖用語が頻繁に出てくるので、解剖学を苦労しながら勉強した自分にとってはとても興味があります。1960年代の製作でありながら、50年経った今でも古さを感じさせません。
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  私は、西洋医学の第一人者であるデュバル博士が、頸動脈の中を潜水艇で旅しながら、東洋医学(哲学)的な“つぶやき”をしていることに驚くと共に、心が揺さぶられるほど感動しました。

デュバル博士:
「哲学者は正しかった」
「外なる宇宙と内なる宇宙の はざまにいる」
「無限の世界だ」

デュバル博士:
「だが宇宙の奇跡をこうして見られた」
マイケル:
「呼吸のしくみ?」
「奇跡?単なる気体の交換だ」
デュバル博士:
「ただの偶然と思えん 深遠な意志が働いている」
「宇宙を照らす すべての太陽さえ…」
「ひとつの思考の前に 輝きを失う」

デュバル博士:
「人間の心で 無限は理解できん」
「無限なのは 神の魂だ」
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映画「IN HER SHOES」(NHK-BS2)の字幕より 心に響く言葉を集めて [Inspire of the Words]

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http://www.youtube.com/watch?v=UQrUfEBjCW4
キャメロン・ディアズ扮する妹(マギー)が姉(ローズ)の結婚式で、詩を朗読するラストシーンより。
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E.E.カミングスの詩です。
ローズに
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“あなたの心に 私の心を重ねよう”
“決して離れず…”
“私が行くところに あなたも行く”
“私がすることは あなたがすること”
“大切な人”
“運命を恐れない あなたが私の運命だから”
“世界は要らない”
“あなたが美しい世界だから”
“誰も知らない この思い”
“これこそ 根っこであり つぼみ”
“大空にそびえる 人生という木”
“それは胸に秘めた希望より 高く成長する”
“天上では星が輝き続ける”
“あなたの心に 私の心を重ねよう”
i carry your heart with me

i carry your heart with me(i carry it in
my heart)i am never without it(anywhere
i go you go,my dear; and whatever is done
by only me is your doing,my darling)
i fear
no fate(for you are my fate,my sweet)i want
no world(for beautiful you are my world,my true)
and it's you are whatever a moon has always meant
and whatever a sun will always sing is you

here is the deepest secret nobody knows
(here is the root of the root and the bud of the bud
and the sky of the sky of a tree called life;which grows
higher than the soul can hope or mind can hide)
and this is the wonder that's keeping the stars apart

i carry your heart(i carry it in my heart)
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「エリザベス・ビショップ詩集」を朗読
マギー(キャメロン・ディアズ)は病床の博士に朗読を促された時…

マギー:読むのが遅くて
博士:かまわん私は聞くのが遅い
マギーは実にたどたどしく、自信なげに…

“何かを失うこと”

“それを学ぶのは…”
“難しくない”
“あまりにも多くのことが…”
“忘れ去られる”
“人は忘れる宿命”
“だから失っても…”
“それほどに”
“悲劇ではない”

“毎日…”
“私たちは何かを失っている”
“ドアの鍵をなくしても 慌てなくていい”
“私は2つの街を失い”
“2つの川を失い”
“大陸も…”
“失った”
“今でも恋しいが…”
“もはや不幸ではない”

“もし あなたを失っても”
“あなたの おどけた声も…”
“私が愛した あのしぐさも”

“私が言うことに ウソ偽りはない”
“つまり明らかなのは…”
“失うことを学ぶことは 難しくないということだ”
“それが…”
“たとえ それが…”
“(はっきり言おう!)”
“不幸なことに思えても”



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アルケミスト~夢を旅した少年<パウロ・コエーリョ著>(山川紘矢+山川亜希子=訳)より引用(その3) [Inspire of the Words]

⑦アフリカの砂漠のオアシスで、少年にイギリス人は…
「『大いなる作業』をやってみるのをさけていた第一の理由は、失敗を恐れていたことだった。僕は本当は十年も前に始められたことを、今やり始めたのだ。二十年間も待たなかっただけ、少なくとも僕は幸せだよ」

⑧少年の心との対話について…
「時々私は不満を言うけれど」
「私は人の心ですからね。人の心とはそうしたものです。人は、自分の一番大切な夢を追及するのが怖いのです。自分はそれに値していないと感じているか、自分はそれを達成できないと感じているからです。永遠に去っていく恋人や、楽しいはずだったのにそうならなかった時のことや、見つかったかもしれないのに永久に砂に埋もれた宝物のことなどを考えただけで、人の心はこわくてたまりません。なぜなら、こうしたことが本当に起こると、非常に傷つくからです

⑨少年と錬金術師との対話…
「僕の心は、傷つくのを恐れています」
「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬、一瞬が神との出会いであり、永遠の出会いであるからだ」

⑩砂漠で…
「人は地平線にやしの木が見えたとき、渇して死ぬ」
地面から貝殻を拾って、「この砂漠は、かっては海だった」
「海はこの貝の中に今も生き続けている。それがその運命だからだ。そして、砂漠がもう一度水におおわれるまで、そうし続けるだろう」

⑪「愛と大いなる魂」について、太陽と少年の会話…
「わしのいる場所からは」と太陽は言った。
「大いなる魂を見ることができる。それはわしと連絡をとり合って、共に植物を育て、羊に日陰を探させるのだ。わしのいる場所を通して … 地球からはずっと遠くなのだが … わしは愛し方を学んだ。もし、わしがここから少しでも地球に近づくと、地球の全ての生き物は死に絶え、地球の大いなる魂は存在できなくなってしまうことを、わしは知っている。だから、われわれはお互いを思いやっているのだ。そしてお互いを必要としている。わしは地球に生命とぬくもりを与え、地球はわしに生きていく理由を与えているのだ」
(終わり)
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アルケミスト~夢を旅した少年<パウロ・コエーリョ著>(山川紘矢+山川亜希子=訳)より引用(その2) [Inspire of the Words]

④老人と少年の会話から
「結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかというほうが、もっと大切になってしまうのだ」
「人は、人生の早い時期に、生まれてきた理由を知るのだよ」
「おそらく、人がこんなにも早い時期にそれをあきらめるのは、そのせいだろう。しかし、それはそうなるべくしてなっているのさ」
⑤宝物について少年に老人は…
「宝物は流れる水の力によって姿を現し、また同じ流れによって姿を隠すのだよ」
⑥老人との約束で、少年は自分の羊6頭を連れてきて…
「驚きました」
「友人が残りの羊を即座に買ってくれました。彼はいつも羊飼いになるのを夢見ていたから、これは良い前兆だといっていました。」
「いつもそうなんだよ」
「それは幸運の原則と呼ばれているものだよ。誰でも初めてカードするときは、ほとんど確実に勝つものだ。初心者のつきだ」
「どうしてそうなるのですか?」
「おまえの運命を実現させようという力が働くからだ。成功の美味で、おまえの食欲を刺激するのさ」
⑦アフリカへの旅の途中で少年と賢者の会話から…
「幸福の秘密とは、世界の全てのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ」
(続く)
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