グリークタウンのレストラン“MEGAS”The Art of Greek Cuisine [食の愉しみ]
トロントのイースト・ダウンタウンのDanforth Avenueに沿ってギリシャ人街(Greek Town)があります。Danforth Avenueはトロントの中心を東西に貫くBloor Street EastがDon Valley Parkwayを跨ぐ“Prince Edward Viaduct”(プリンス・エドワード高架橋)を通り過ぎた地点から通りの名前が変わります。
そのギリシャ人街で、ギリシャに行かずして本場?のギリシャ料理を食べるためには、数あるレストランの中で何処に行けばいいのか迷っている方には、今までに友人と数度行ったことのあるレストラン“MEGAS”がお勧めです。
お勧めのメニューはと云われると、今まで自分で選んだことがないので、自信を持って“これだ!”とは言えません。先日、別の友人からこの店の名前と、お勧めのメニューを幾つか教えてもらったのですが、メモってなかったのですぐに忘れてしまいました。その中で、ハマス“Humus”と“Saganaki opa”は覚えやすい名前だったので、この二つとグリークサラダとグリークソーセージを注文しました。
この店の名物は、“Saganaki opa”を注文すると、お客さんのテーブルまで持ってきて、ブランデーに火を付けて大きな炎を上げると、どこからも拍手喝采が起こります。料理はどれもチーズとかオリーブが入っていますが、特にしつこさはなく、一般的な日本人の口に馴染めそうな感じがします。
尚、詳しいことは下記のWEBサイトでこのお店のホームページをご覧いただき、“百聞は一見に如かず”で、是非一度訪ねられることをお勧めします。また、ここの店員さんは、サービス精神に溢れ、料理と共に雰囲気を楽しませてくれます。
http://www.megasrestaurant.com/
ギリシヤ料理ですか・・・どんな味なんでしょうね。
見たところでは、”ハマス”は日本で言うパンで(やや固め?かな)
Greek saiadaは、チーズたっぷりで上に載ってるのはオリーブの実?ですか。
ここで一番興味があったのは、Saganaki opaですね。これはいったい何なんでしょう・・・・ブランデーをかけて火を付ける ・・・チーズ味?
材料はお肉?味もそうですがさっぱり見当がつきません。
でも美味しそう!
by momiji (2010-11-05 23:00)
momijiさんへ
コメントありがとうございます。
ギリシャ料理は大阪、神戸にもあるようなので、是非機会をつくって行かれたら如何でしょうか?しかし味付けは、中華料理やフランス料理などと同じく、日本人の口に合うようにアレンジされているのではと思われます。
こちらトロントは、マルチカルチャーの都市だけあって、ショッピングモールやダウンタウンのビジネス街のフード・コートには、必ずと言っていいほどギリシャのファースト・フードがありますよ。
そうですね。メニューをそのまま訳すると、ハマスは“ひよこまめ”(僕は知りませんが、momijiさんは知ってますか?)と“練りゴマ”及び“オリーブオイルとガーリック”を混ぜ合わせたもの?を、固焼きパン?みたいなものに挟んで食べるんです。
グリークサラダは、チーズたっぷりで黒オリーブの実、momijiさんのコメントの通りです。シーザーサラダ風の味ですが、それよりもちょっとしつこいかなと僕は思いました。
Saganaki Opaは油で炒めても溶けないチーズに小麦粉を軽くふりかけて、フライパンで炒めお客さんのテーブルのそばで火を付けて、炎を燃え上がらせるウェイターによるショーですね。それを見てお客さんは歓声を上げるわけです。
僕がブログに書いた“ブランデーに火”というのは、もしかしたら誤りかもしれません。
以下は友人の感想をそのまま紹介しますね。
「盛り上がりますよね。あの火がウェイターさんの頭に燃え移ってしまって、でもウェイターさんはビックリしながらも笑って………という話を聞きました。グリークのヒト達はハッピーな人種ですよね。」
by aoniyoshi (2010-11-06 10:43)
ありがとうございます。これでこの料理の事よく解りました。
一度機会をつくり、ギリシヤ料理に行ってみようと思います。
このお店のウェイターさん、頭に火が燃え移っても落ち着いてるって凄いです。
これも、サービス精神に溢れているせい?なのかしら。
by momiji (2010-11-06 23:05)
momijiさんへ
コメント再びありがとうございました。
ギリシャ料理、是非一度体験して見て下さいね。ギリシャ料理のレストランを調べる場合に、ただ単にギリシャ料理というキーワードで調べると、大都市圏でも極めて限られてきますが、“地中海料理”というキーワードで調べると数が多くなると思いますよ。地中海料理とはギリシャ、イタリア、ポルトガル、スペイン、モロッコなどの地中海沿岸の料理を総称しているそうです。
地中海料理は、オリーブ油、ナッツ類、野菜、果物をふんだんに使っているので、癌、心疾患、アルツハイマーなど、心経変性疾患にかけるリスクを減少させるということで、最近注目されているそうですよ。
>このお店のウェイターさん、頭に火が燃え移っても落ち着いてるって凄いです。これも、サービス精神に溢れているせい?なのかしら。
そうですね。食文化の盛んな南欧諸国は、“食は格闘技”といわれるくらい、生きるために食にはただならぬこだわりを持っていますから、食を提供する側もサービス精神はごく自然的なものなんでしょうね。
食に関しての余談ですが、イタリアの有名なオペラ歌手は、日本公演などで来日する際は、専用の厨房器具と料理人も伴って来てたという話しを何かの雑誌で読んだことがあります。
momijiさんの好奇心豊かなコメントのおかげで、僕の返信コメントもつい、余計なところまで広がってしまいましたが、これからもコメントよろしくお願いいたしますね。
by aoniyoshi (2010-11-07 05:58)
大変丁寧に再び教えて頂きありがとうございます。
もう一つ好奇心ついでにお尋ねしたいと思います。
地図で”プリンス・エドワード高架橋”と在りましたが、この道はあの”赤毛 のアン”で有名な”プリンス・エドワード島”に関係あるのでしょうか?
”赤毛のアン”に夢中だった私は少し気になりました。
by momiji (2010-11-07 09:44)
momijiさん
コメント何度もありがとうございます。
>地図で”プリンス・エドワード高架橋”と在りましたが、この道はあの”赤毛 のアン”で有名な”プリンス・エドワード島”に関係あるのでしょうか?
そう、プリンス・エドワードといえば、殆どの人が“赤毛のアン”のプリンス・エドワード島(P.E.I.)を連想されることと思います。
でも、このブログにある“プリンス・エドワード高架橋”は特にあの“プリンス・エドワード島”とは関係ないと言っていいでしょうね。カナダという国は、ネイティブ・カナディアン以外には、もともとイギリスから渡ってきた人たちで構成され、以後移民政策で多国籍国家になっていますが、カナダの地名や道路など、イギリスの地名や、特に人名(特に王室や貴族の)が使われています。
ですから、“プリンス・エドワード”といえば、あまりにも“赤毛のアン”で“P.E.I.”が有名なので、もしかするとこの“プリンス・エドワード高架橋”も関係あるのではと、momijiさんが思われたのは尤もな事だと思います。僕もこの橋の名前を目にするごとに、momijiさんと同じように“P.E.I.”を連想しますから・・・。
カナダの地名はイギリスと同じ地名がほとんどですが、ネイティブ・カナディアンの地名も結構ありますよ。例えば、トロントのあるオンタリオ州の“Ontario”はネイティブ・カナディアンのヒューロニアンの言葉で“きらめく水”という意味らしいです。森と湖の多いオンタリオ州を“きらめく水”と称するのはぴったり的を得ているように思います。
またトロントは、“人の集まるところ”という意味らしく、これもぴったりですね。
by aoniyoshi (2010-11-14 05:09)