SSブログ

除夜の鐘に因んで 109個の数珠玉(ジャパ・マーラー) [スピリチュアル]

 今日で2010年も終わり、大晦日の日であります。恒例のNHK番組“紅白歌合戦”は、今始まったようです。新聞の番組表で出演者を見ていたら、赤組も白組もなじみのない横文字の歌手の多いこと、だから私は今、テレビの前に座っていません。ヒーリング・ミュージックを聴きながらパソコンの前に座っています。でも、私はやはり、生粋の日本人、紅白歌合戦は何となく気になるので、NHKハイビジョン放送を予約録画して、お正月にでも好きな歌手や、評判のシーンを見たいと思っています。 

 さて、今年も“紅白歌合戦”が終わった頃、NHKの番組は“行く年来る年”で全国津々浦々のお寺から、除夜の鐘を撞く様子が中継されることと思います。除夜の鐘は、皆さんもご存知の通り、人間が持っている、百八の煩悩を除去する意を寓して、108回撞く鐘とされています。

北院 鐘楼門.jpg
※川越喜多院の鐘楼門

 

 ところが今朝、何気なく、今年の秋に映画にもなった、エリザベス・ギルバート著、那波かおり訳“食べて、祈って、恋をして(Eat,Pray,Love)”のページをめくっていたら、108回撞く除夜の鐘を連想させ、好奇心をかきたてるような件がありましたので紹介いたしますね。

519HRmaBMnL__SS500_blog.jpg

 これを読むと、東洋人或いは日本人であり、仏教徒でもある自分の知らないことを、西洋人(アメリカ人)から教えてもらい、著者のエリザベス・ギルバート氏に感謝したい気持ちになりました。


・・・・・伝統的なジャパ・マーラーは、百八個の数珠玉からできている。108という数字は、東洋の神秘主義思想においては、最も縁起のよい数字とされる。108は三桁の3の倍数であり、三つの桁の数字を足すと3の三倍である9になる。さらに3という数字はこの上なくバランスがよい。・・・・・

・・・・・さて、どんなジャパ・マーラーにも、108個からなる調和のとれた円の外側に、もう一個の数珠玉 -百九個目の数珠玉-が垂れ飾りのようにぶらさがっている。わたしはこれまで、109個目の数珠玉は予備専用で、おしゃれなセーターの飾りボタンか、王室の末っ子王子みたいなものだと思っていた。でもどうやら、もっと高尚な目的があるらしい。祈りのさなかに指がこの数珠玉に触れたら、瞑想への集中を小休止して、わが師に感謝する、百九個目の数珠玉はそのしるしであるらしい。だから、わたしも百九個目の数珠玉ともいうべきこの場所で立ちどまり、この一年、さまざまな不思議な形で私の前にあらわれ・・・・・

※“食べて、祈って、恋をして(Eat,pray,Love)”(エリザベス・ギルバート著 那波かおり訳) はじめに“この本の成り立ち  あるいは、109個の数珠玉”より転載

rudraksha1.jpg

※ジャパ・マーラー


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。