やまゆり 里山の雑木林に密やかに咲いていた [四季の草花]
昨日、いつも歩いている雑木林のウオーキングコースのクマザサの繁みの中に“やまゆり”がひっそりと咲いていました。
それでも、多くの“やまゆり”が心ない人たちに摘み取られたり、折り曲げられたりしていました。“やまゆり”はその場所に咲いていてこそ美しいのに、摘み取って家に持ち帰る人がいるのです。
“やまゆり”だけでなく、いろいろな美しい山野草が心ない人たちに無残に摘み取られる様は、遠くから眺めていてこそ美しい清楚な女性が、心ない男性に摘み取られる様にも似ているような気が致します。
幸いにして昨日は、散歩道の空き缶などのゴミ拾いをしている人や、山野草のスケッチをしている人たちで、これらの“やまゆり”を守りたいと考えている人たち3人の同世代の男性に出会ったことで、心がいくらか安らかな気持ちになりました。さらには、この雑木林の四季を写真に収めている同世代の女性も、“やまゆり”だけでなく晩秋に咲く“秋りんどう”や“イヌサフラン”などの山野草が無残に摘み取られているのを嘆いていました。
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