過ぎ行く秋、樹々の葉は落ちて [TORONTO LIFE]
過ぎ行く秋の最後は、燃えるような秋の彩りを私たちに楽しませてくれた紅葉も、一瞬のうちに落葉となり、瞬く間に色褪せてしまい、大地の色に吸収されてしまいます。
上を見上げれば樹々の姿は一変し、枯れ木のような姿と化してしまっていました。でも、枯れ木のような樹々の枝の形と、青空のコントラストがとても美しいのではと思います。
樹々が生命体として、厳しい冬を迎え生き延びるためには、落葉は避けることのできない儀式なのかもしれません。樹々本体の凍結を避けるためには水分の吸収を最小限にしなければならないし、雪の重さや風の強さにも耐えなければなりませんから・・・。
長い冬の間、枯れ木のような樹々の枝も樹氷で私たちを楽しませてくれることがあります。冬の日の晴れた日の樹氷とダイヤモンド・ダストは自然のアートというしかありません。
写真で見るように落葉のあとの枝の形も、直線であったり、曲線であったりと、これも自然の見事なアートだと思います。
2010-11-04 07:43
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コメント(4)
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澄みきった青空に葉を落とした木々の枝ぶりが映え、本当にアートですね。
今日のアップされた(褒め言葉)でいうと、beautiful, wonderful....かな
特にイチヨウ?黄金色が真っ青な空に映えとてもきれいです。
小枝にとまる一羽の鳥(何の鳥かわかりませんが)
ゆく秋に 何をおもうか 一羽の鳥 って感じました。
by momiji (2010-11-14 12:17)
momijiさん
コメントありがとうございました。
>澄みきった青空に葉を落とした木々の枝ぶりが映え、本当にアートですね。
そう、まさしく自然が織りなすアートですね。
また幹と枝を見ていると人体の血管を連想しますね。幹が心臓から出ている大動脈、中動脈、小動脈、細い枝先が毛細血管のようです。このような形で地中から養分(水分)を吸い上げ、枝先までくまなく送り、枝葉は太陽を受け光合成をし、雨水を受け幹の根元に送り届けるために、あのような形をしているのではと思われます。
>小枝にとまる一羽の鳥(何の鳥かわかりませんが)
調べたところ、これはSnowy owl(シロフクロウ)かと思われます。北極周辺に生息しているそうです。フクロウは夜行性とばかり思っていたのですが、これは昼間でも狩をするということなので、あのように日中に木にとまっていたのかも知れませんね。
>ゆく秋に 何をおもうか 一羽の鳥 って感じました。
ワビサビたっぷりの俳句にまでして頂いて、ありがとうございます。この木にとまったSnowy owlを見ていると、この句にピッタリな感じがするから不思議ですね。
by aoniyoshi (2010-11-14 21:59)
ありがとうございます。鳥の名前調べて頂きまして。驚いてます!
シロフクロウらしいですね。昼間でも活動していて、おまけに白色のフクロウだなんて!以外でした。
拙い句(俳句とは言えない)・・・・ただ思ったまま書いてみただけなのですが・・・・・・恐縮です。
by momiji (2010-11-18 00:24)
momijiさん
白フクロウ(Snowy Owl)に関してのコメントありがとうございました。
更に、白フクロウ(Snowy Owl)の説明や写真を見たい場合は、インターネットで検索すると詳しく掲載されていますよ。より多くの写真を見たい場合は、下記のURLをクリックすると、いろいろな表情をした白フクロウ(Snowy Owl)を見ることができます。どこか人間にも似ているような気がしますね。
http://www.google.ca/images?hl=ja&q=snowy+owl&rlz=1R2ADRA_jaJP359&um=1&ie=UTF-8&source=univ&ei=V__iTIn1FpCisAOWh9Rm&sa=X&oi=image_result_group&ct=title&resnum=1&ved=0CCIQsAQwAA&biw=1259&bih=643
但し、このブログの写真の鳥が、本当に白フクロウ(Snowy Owl)かどうかは、トロントに住むカナダ人で友人の博物館員(鳥類愛好家)に調べてもらっています。
彼の話では、以前に白フクロウ(Snowy Owl)がトロント空港周辺に大量に住みつき、問題になったことがあるそうです。
俳句は僕も良く分かりませんが、言葉で飾ることなく、自分の目で見て感じたもの、思ったものをそのまま五・七・五の十七文字で、季語を入れて表現すれば良いのではないでしょうか?
by aoniyoshi (2010-11-18 09:18)