ブラック・フライデー(新聞記事から) [TORONTO LIFE]
アメリカは11月の第4週の木曜日がサンクス・ギビングで祝日、その翌日の金曜日はブラック・フライデーで、ブランド品、電化製品、家具、高級衣類などが大幅に値下げして売られます。カナダ人の多くはこの日を待っていたようにアメリカに移動して、ショッピングに燃えるようです。
カナダとアメリカの国境は至る所にありますが、トロントからショッピング目的でアメリカに入国するのであれば、ナイアガラ・フォールズのレインボー・ブリッジを渡り、アメリカへの入国審査を終えてNewYork州のバファロー市のアウトレット・マーケットが距離的に一番近いと思います。もちろんナイアガラ・フォールズの国境からNewYork Cityに行くことも可能です。
ではなぜ、11月の第4週の金曜日をブラック・フライデーと呼ばれているのでしょうか?アメリカではサンクス・ギビング(感謝祭)の翌日からクリスマスセールが始まりますが、このセール期間にデパートなど小売店がこぞって売り上げを伸ばし、赤字をこの1ヶ月間で黒字にするためのスタート地点となる金曜日であることから、ブラック・フライデーと呼ばれているようです。
ついでですが、ブラック・フライデーがクリスマスセールのスタートなら、終わりは何と呼ばれているのでしょうか?普通、クリスマスセールは12月25日で終了しますが、その時の売れ残り品を、更に安売りするために、クリスマスの翌日12月26日をボクシング・デー(叩き売りの日)と呼ばれています。ブラック・フライデーもボクシング・デーも読んで字のごとく、そのまま日本語訳にできて面白いですよね。
ブラック・フライデーにカナダのデパートなどの小売店が、アメリカに流れていく顧客を黙って指をくわえて見ているはずもなく、金曜日の新聞広告、テレビのCMなど安売りを大々的に謳っていました。更にはオンライン・ショッピングのアマゾン・コムやeBAYなども安売りを謳っていました。
コメント 0