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サイドウオークから見た、ハロウィンを迎える家の風景 [TORONTO LIFE]

 今日10月31日はハロウィンの最終日、各家庭でハロウィンを祝うのであろうか、いつも賑やかな繁華街も、ひっそりと静まり返っていました。

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 私は友人のAさん宅のディナーに招かれたついでに、トロントの急激な日没までのわずかな時間を使って、Aさん宅の近隣を歩いてハロウィンを迎えるために装飾された家を写真に撮りました。

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 ハロウィンの時期になると、いつも寒いということですが、今年の今日も例外にもれず昼間と夕方に雪が降りました。私の記憶ではこれが初雪かと思いましたが、特に降り積もるということはありませんでしたが、気温は氷点下に近かったのではないかと思われました。

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 ハロウィンの装飾は、一般的にカボチャをくり抜いて“お化け風”にして、そのなかにロウソクの火を灯し、玄関先に置くことで“Torick or Trect”と言って、お菓子などを貰いに来る子供たちを、“I'm scared”と言って、受け入れる意思を示しているそうです。

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 でも、Aさん宅の近隣の幾つかの家では、“ここまでやるか!”と思わせるような、派手でドキッとするような飾り付けがしてありました。写真は殆どの住人に許可を得て撮影させていただきました。

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 このハロウィンが終わると、やがてクリスマスのイルミネーションで、また賑やかな雰囲気になります。アメリカでは、ハロウィンの後はクリスマスに負けず劣らずの“Thanks Giving”のお祭りがあるそうです。

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お化けカボチャだけじゃない! ハロウィンを彩るもの [TORONTO LIFE]

 とうとう10月も終わりましたね。カナダは10月29日(金)~31日(日)はハッピー・ハロウィンで、金曜日は学校でイベントがあるそうです。金曜日の夜から土曜日にかけては、友達同士でハロウィンを祝うパーティー、日曜日は家庭で祝うというのがカナダの一般的なハロウィンのようです。

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 今までハロウィンといえば、お化けカボチャのイメージだけが強く残っていましたが、カボチャ以外にも色々あることが、街を歩いていて気が付きました。その代表的なものが“とうもろこし”です。“とうもろこし”の茎は“魔よけ”の意味合いでもあるのでしょうか?住宅や商店の軒先の柱に、乾燥した“とうもろこし”の茎を縛り付けているのを良く見かけます。

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 また、とうもろこしの実も乾燥して、色合いの違うものを2~3個、ひもで括って売っていたり、飾ってあったりとしています。私はこの乾燥した“とうもろこし”の色合いがとても好きです。この色合いを見ていると、これは本当に自然のものだろうかと疑ってみたくなるほど美しい色合いをしています。

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 今から20年前に初めてカナダに来たとき、トロントから北へ200kmほど離れたところに、北米五大湖のひとつヒューロン湖のほとりにある、ネイティブ・カナディアン(ヒューロニアン)の住居群を訪ねたことがあります。そこで乾燥した“とうもろこし”を束ねている若い女性、びっくりするほど澄んだ目が印象的でしたが、あの時の束ねていた“とうもろこし”はハロウィン用だったことが初めて分かりました。

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 そのほかにも、“ほおずき”も飾られていたり、売られたりしています。“ほおずき”も全体がオレンジ色でハロウィンを連想する色合いを持っているからではと思った次第です。

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トロントで活躍する、癒しの女性指圧セラピスト Ms.Ayumi Kanoの紹介です。 [TORONTO LIFE]

 トロントで活躍する、癒しの女性指圧セラピスト Ms.Ayumi Kanoの紹介です。Ms.Ayumi Kanoは、私より遥かに年少ですが10期先輩で、1999年に浪越学園 日本指圧専門学校を卒業され、カナダのトロントに渡られました。

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 現在はトロントのダウンタウンで自らのクリニックを持って、指圧トリートメントで多くの人々の健康維持向上に貢献されており、日本人女性では数少ないサクセス・ストリーを名前のとおりに、歩んでおられる方です。
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  Ms.Ayumi Kanoは下記のプロフィルにもありますように、彼女はトロントで自らの指圧クリニックを営むに当たって、波越学園 日本指圧専門学校の卒業生であることに多大な誇りを持たれ、それを心の拠りどころにされております。しかも、それに安住することなく日本に帰国する度に、恩師の指圧を受けるなどして、研究に余念がありません。このように書くと、Ms.Ayumi Kanoは男性的で強靭なイメージを持たれるかもしれませんが、彼女の外見的素顔は平安絵巻を思わせるような顔立ちの美人で、癒しのオーラを放ち、理想的な指圧セラピストだと思いました。

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 クリニック全体のレイアウトも女性らしく、清掃が行き届いた清潔感溢れる施術室は、指圧を受ける人にとっては、施術を受ける前から安らぎと癒しを感じることと思います。
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 さて本題の、Ms.Ayumi Kanoの指圧についてです。過去2回受けた印象を述べますと、心地よいリズムで体を若干揺すられる感じの指圧です。後日、そのことについて質問したところ、リズム感については、何が一番患者さんに心地よさを与えることができるか、最適なリズムについて友達とディスカッションを重ねながら、研究して現在のリズム感に行き着いたそうです。
 特に横臥位(片方の腕を下にして、体を横たえた状態)で、肩甲骨の周囲を圧される時に、それを強く感じました。このように述べると、彼女の指圧がソフトで弱めの圧というイメージを持たれるかも知れませんが、今まで私が受けた中ではダイナミックな指圧で、この次もこの人でなければと思ってしまうような、とても印象的な指圧だと思いました。
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  Ms.Ayumi Kanoの指圧の施術時間は、他のクリニックの多様な時間設定と異なり、1時間のみを設定されています。これについても質問したところ、彼女曰く「指圧の効果は、全身指圧が基本であり、そのためには最低1時間が必要。」と、彼女の波越式基本指圧に対するこだわりとポリシーを感じさせる答えが返ってきました。
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  Ms.Ayumi Kanoのクリニックは、最低でも1週間前から予約しないと、希望の日時に予約することが難しいほど、患者さんが多いようです。また、女性の患者さんで、男性の指圧セラピストではなく、女性の指圧セラピストを紹介してくださいと頼まれることがありますが、私は躊躇なくMs.Ayumi Kanoを紹介することにしています。
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 Ms.Ayumi KanoのクリニックのあるDanforth Ave.周辺は、何故か東洋系をはじめとする指圧、マッサージ、Yoga、カイロプラティクスなどの手技療法のクリニックが多く集まっており、体だけでなく心の癒しを求める人々が集まる場所でもあります。
 それは上の3枚の街の写真からでも、ヒーリングをイメージさせる街の佇まいの風景だと思います。
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※同じコート“CARROT COMMON”の一角で、指圧クリニック“愛”を営まれている、Sharon Collinsさんです。この人の指圧も人気があるようなので、一度受けてみたいと思っています。

ホームメイドの“しめ鯖”を頂きました、レシピを添えて [TORONTO LIFE]

  昨日(19日)、トロント在住の友人Sさんから頂きました。カナダ人のご主人が大好物で、日本酒の肴として“しめ鯖”を食されるということで、おすそ分けです。おすそ分けと云っても、鯖の半身そのままですから、一度には食することができないぐらいの量ですが、美味は限度を知らない大食漢の私ですから、ビールのつまみとして、簡単に食べ尽くしてしまいそうです。

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 Sさんは私が単身生活であることを考慮して、“しめ鯖”以外に、ねぎと生姜、そしてわさびを添えて頂いてくれていました。それに今日、Bloor St.の韓国人街の角のフルーツマーケットで買った、レモンとライムをスライスカットして添えてみることにしました。
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 Sさんのカナダ人のご主人は日本酒(さゆり)を飲みながら、“しめ鯖”を召し上がられたそうですが、日本人の私はオランダのビール(Bavaria)を飲みながら“しめ鯖”を頂きました。今回、Sさんから頂いた“しめ鯖”は肉厚が結構ありながら、芯まで酢が滲みこんでおり、今までにない芳醇な味を堪能することができました。
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 私はSさんからこのしめ鯖を頂いた時に、トロントで如何にして素材を調達し、如何にして作られたのかについて、レシピを教えていただきましたので、あまり教えたくないのですが、あなただけにこっそり紹介させていただきますね。日本へ帰ったら、このレシピを参考にして、私も自分で作ってみたいと思っています。
◆以下、Sさんからお寄せ頂いたレシピです。

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そうですね。
まずお断りしておきますが、自己流の作り方です。

 トロントでも秋、10月になると大西洋の(太平洋からも?)新鮮な鯖が入荷します。
 3枚におろすのは面倒なので、魚屋さんでフィレにしてくれと頼みます。それをトレイに並べて、全体にかなりたくさんの塩をまぶしつけ、3~4時間冷蔵庫に寝かせます。 その後、水道水で塩を洗い流し、ペーパータオルで余分な水分をふき取ります。トレイにもどして、酢をドボドボとヒタヒタにかけて又数時間冷蔵庫に寝かせます。

 この時に、以前は日本製の米酢を使っていましたが、こちらで安く買えるWhite vinegarでも結構。 ただしこの場合強すぎるので、砂糖を入れてまろみをつけると一層美味しいです。又、バルサミコ酢(白)でも十分美味しいです。この場合は甘いのでそのままで結構。その他りんご酢、白ワインビネガーを使っても、又一味違って美味しいですよ。数時間後、酢から取り上げて、表面の皮をスーッと取り除き、小骨を取り除き、薄切りして盛り付けます。 葱のみじん切り、生姜の千切り、山葵醤油でどうぞ。

 どうせ作るなら一度にたくさん作って、残りは一枚ずつラップにくるんで冷凍しますと、2~3週間は美味しくいただけます。私は5~6匹求めて、半分は薄塩をして「塩鯖」にして焼いて頂きます。 これも残りは冷凍しても美味しいです。日本のスーパーが手軽にない外国生活では、一工夫するのがコツですね。


秋の枯野に彩りを添える野の花 [TORONTO LIFE]

 見上げれば青空に向かって、赤や黄色の紅葉が炎が燃え広がるように、山に彩りを添えています。気が付けば、10月も早や中旬、まさしく秋真っ只中です。
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その傍らで、夏から初秋にかけて彩りを添えていた野の花は、見る影もなく枯野と化していました。まさしく「花の命は短くて」を感じさせます。
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そのなかで、花は散っても尚、枯野を彩る種子や枯れたままでも美しさを失わない植物が、湿地帯などでよく見られます。それらは生け花にも使われ、花屋さんでも売られています。
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でも、おおかたの野の花が姿を消した枯野のなかでも、健気に彩りを与えている薄紫の花が、咲きほころんでいました。この野菊のような花は、ここだけでなく高速道路の脇の草地でも多く見られます。
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“行く川の流れは絶えずして” Don Riverの流れを眺めながら、去来するものを・・・。 [TORONTO LIFE]

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 トロントに来て初めて、こんなに大きな川を見ました。このDon Riverは今まで車でDon Valley Parkwayを走る時に、遥か遠くに眺めるだけでした。
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 しかし、こんなに大きな川だったのかと、傍まで来て初めて知りました。今日、歩いたところはオンタリオ湖の河口より3~5km付近に達していたので、川幅が広く淀みも多くありましたが、流れの速いところもかなりありました。
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 護岸工事がほとんどされていなく自然のままで、昔の日本の川に似ていて懐かしく思いました。
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 川岸の所々で、川の流れをじっと見つめながら、思索に耽っている様な感じの人々を見ました。彼らは、もしかして鴨長明の「方丈記」の世界、「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。」の心境になっているのかも知れませんね。
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 この川の流れを間近で見つめていると、自分も何となくそのような心境になり、胸に去来するものが感じられました。今日はこの川に来て、本当に良かったと思っています。
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トロントの燃える秋を撮りました Don Riverに沿ったDiscovery Walks [TORONTO LIFE]

 今日は一日良い天気でした。午後からいつもと違うコースを散歩しました。Don Riverに沿ったDiscovery Walksを歩きました。

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 ここは距離が長いこともあって、歩く人よりもマウンテンバイクで駆ける人々、老若男女様々でした。かっこ良くジョギングする人々の姿もも目立ちました。最近にしては気温も高かったので、夏の服装がほとんどでした。
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 私はこのコースが初めてだったので、どれくらい時間がかかるか、地図だけでは予測できなかったので多少の不安はありました。
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 しかし、一般道路からDiscovery Walksに入ったとたん、周りの景色が一変してしまい、カメラのシャッターを切るのに夢中になって、気が付けば4時間も歩き続けていました。
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 でも家に帰ってから、地図で今日歩いたコースを辿ってみたら、4時間といえども全体のほんの一部しか歩いてないことが分かりました。
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 南はオンタリオ湖に向かい、ダウンタウン前のビーチを通り越し、地図の切れ目に達していました。さらに北方向もトロント郊外のNorth Yorkを通り越し、ここも地図の切れ目に達していました。
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 スケールの大きさに驚くと共に、マウンテンバイクで駆け抜ける人々が多いことに、地図を見てやっと納得しました。
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トロントの秋(その8) あまり目立たないですが、これも小さな紅葉です [TORONTO LIFE]

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さてトロントの秋シリーズの最後は、足元にひっそりと紅葉している風景の写真です。
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私たちは普通紅葉を楽しむとき、木々の上だけを見がちですが、ほとんどの場合見過ごされている足元の紅葉があります。
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トロントの秋(その7) こんなところにもハローウインのかぼちゃが・・・ Don Valley Briks Works(煉瓦工場)内 [TORONTO LIFE]

 

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 先に紹介しましたDon Valley Brick Works内の園芸店に、ハローウインに使う“かぼちゃ”も並べられていました。
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 “かぼちゃ”そのものは、何処にでもある“かぼちゃ”なんですが、そのDisplayの方法に工夫があったのでカメラに収めて見ました。 
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 でも良く見ると、Displayのみで、売っているようにも思えないものがありました。なぜなら、そのうちのひとつを売ると、全体の形が崩れてしまいそうに思えたからです。
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トロントの秋(その6) 園芸店?にて Don Valley Briks Works(煉瓦工場)内 [TORONTO LIFE]

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先に「トロントの秋(5)」で紹介したDon Valley Briks Works(煉瓦工場)内に園芸店がありました。

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ここでは今までに見たことのないようなものが売って?(或いは展示)いましたので紹介します。

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